脳梗塞(こうそく)で東京女子医大病院(東京都新宿区)に入院してから2週間が経った長嶋茂雄・読売巨人軍終身名誉監督(アテネ五輪野球日本代表監督)の病状について、巨人の原沢敦広報部長は18日、会見を開き、「再発の危険性は遠のきつつある」とする病院側の所見を報告した。
長嶋監督は今週から理学療法、作業療法、言語療法を組み合わせた本格的なリハビリをスタートし、家族によると「大変熱心に取り組んでいて、回復にかける意欲を感じる」という。右手にはマヒが残っているが、右足や言語は改善してきており、介助を受けて車イスから立ち上がった後、短い時間なら1人で立っていることもできるようになった。
食欲も旺盛で、食事はお粥(かゆ)や豆腐などが中心。17日には亜希子夫人が作ったオムレツを食べ、「おいしい」と話した。会話もスムーズになっているといい、17日には付き添いの関係者に「桜はまだかな」と尋ね、「間もなくでしょう」との答えを聞くと、満足そうにうなずいたという。
長男の一茂さんは球団を通じ、「父は少しずつ回復に向かっており、看病している家族にも明るさが戻ってきました。プロ野球はまもなく開幕します。ファンの皆様には、グラウンドの選手たちにも温かい声援をお願いします。それが父の思いでもあると考えております」という談話を発表した。
(2004/3/18/19:31 読売新聞 無断転載禁止)