【台北=関泰晴】台湾の憲法改正などを承認する非常設機関「国民大会」の代表選挙(定数300)は14日投開票され、与党・民進党が127議席を獲得して第1党の座を確保した。
連戦主席が訪中して「中台融和ムード」を強調している最大野党の国民党は117議席で第2党にとどまった。
代表の任期は1か月。昨年8月に立法院(国会)が可決した憲法改正案を審議する。改正案は「国民大会を廃止して今後の憲法改正は住民投票で承認する」としている。また、立法院の定数削減や小選挙区制度導入も盛り込んでいる。
大政党の民進党や国民党など、同案に賛成の5政党は、今選挙で定数全体の8割を超える249議席を獲得。2大政党化を懸念する第2野党・親民党などは反対しているが、5月中に招集される国民大会で同案の承認は確実となった。
現行憲法は1946年に制定され、過去6回の改正が行われた。国民大会は権限縮小が進み、代表選挙は今回が最後となる見込み。投票率は23・36%と低迷した。
(2005/5/14/21:37 読売新聞 無断転載禁止)