【ヨハネスブルク=加藤賢治】赤道ギニアでのクーデター計画に関与したとして、2004年3月にアフリカ南部ジンバブエで逮捕され、同年9月に禁固1年の実刑判決を受けた南アフリカ国籍の62人が14日深夜、ジンバブエの刑務所から出所し、15日に陸路で南アに戻った。今後、南ア捜査当局の取り調べを受ける予定。
クーデター計画を巡っては、サッチャー元英首相の長男マーク・サッチャー氏が、計画の可能性に感づきながらも資金援助をした過失を認め、南アで執行猶予つきの有罪判決を受けている。だが、「実行部隊」として武器調達のためにジンバブエに入ったとされる元南ア特殊部隊員を含む62人は、「コンゴ民主共和国で鉱山警備の仕事をするはずだった」と計画への関与を否定。ジンバブエでの裁判では政変計画そのものの立証は出来ず、62人を不法入国などの罪で有罪とした。
(2005/5/15/19:49 読売新聞 無断転載禁止)