【ロンドン=飯塚恵子】15日付英日曜紙サンデー・タイムズは、イラクで続発するテロの黒幕として米軍が追跡するヨルダン人テロリスト、アブムサブ・ザルカウィ容疑者が重傷を負い、11日にイラク西部ラマディの総合病院で治療を受けた、と報じた。治療した医師の話として伝えた。米軍は13日、同医師を拘束して事情を聞いているという。
同紙によると、ザルカウィ容疑者は、3人の男に病院に運び込まれた。多量の出血をしていたため医師が入院を求めたが、名前の登録が必要と伝えると、入院を拒否したという。医師は、テレビ映像から患者がザルカウィ容疑者だとわかったため、車まで追いかけて入院を説得したが、車内にはマシンガンがあり、男たちは「見たことを口外すれば殺す」と脅し、米ドルの札束を渡そうとしたという。
(2005/5/15/21:11 読売新聞 無断転載禁止)